Kria K26
エッジデバイスの設計および製品化を容易にする

活用されている分野
スポーツイベント・ライブ
での仮想現実(VR/AR)自動運転研究
AIによる病巣の診断補助
ロボットのリアルタイム制御
エッジ運用に最適な量産対応 SOM
Kria K26 SOM は、スモールフォームファクターカードにカスタムビルドのZynq UltraScale+ MPSoC デバイスを搭載するソリューションで、コマーシャルグレードとインダストリアルグレードの2種類から選択できます。スマートカメラやエンベデッドビジョンなど、セキュリティ、小売分析、マシンビジョンアプリケーションの大規模運用に最適です。
特徴
スマートシティおよびスマートファクトリアプリケーションに最適
- ・AI性能は3倍、ワットあたり性能は2倍(競合他社のSOMと比較)
- ・ROS2をネイティブサポートし、ロボティクスや産業用オートメーションの生産性を5倍向上
すぐに使えるハードウェアアクセラレーション
- ・FPGAの配置配線が不要なビルド済みアクセラレーションアプリケーションを利用できる
- ・要件に合わせてAIモデルやアプリケーションコードをカスタマイズ可能
評価認証済みの量産対応可能なコマーシャル/インダストリアルグレード
- ・コマーシャル: 動作温度範囲0〜85℃(スマートカメラ、エンベデッドビジョン、追跡/認識などに最適)
- ・インダストリアル: 動作温度範囲ー40〜100℃または過酷な環境向けに耐久性を備えている
製品仕様
※この図は横にスクロールしてご覧いただけます。
エリア | パラメーター | K26 |
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フォーム ファクター | サイズ (ヒート スプレッダーを含む) | 77mm x 60mm x 11mm |
プロセッサ ユニットと アプリケーション |
アプリケーション プロセッサ | 最大 1.5GHz のクワッドコア Arm Cortex-A53 MPCore |
リアルタイム プロセッサ | 最大 600MHz のデュアルコア Arm Cortex-R5F MPCore |
|
グラフィックス プロセッシング ユニット | Mali-400 MP2 (最大 667MHz) | |
ビデオ コーデック ユニット (VCU) | 1〜最大32ストリーム (最大解像度 ≤ 4Kp60) | |
TPM (Trusted Platform Module) | Infineon 2.0 | |
メモリ | オンチップ | 26.6Mb オンチップ SRAM |
オン SOM | 26.6Mb オンチップ SRAM | |
コネクティビティ | 高速 PS コネクティビティ (GTR) | PCIe Gen2 x4、2x USB3.0、SATA 3.1、 DisplayPort、4x Tri-mode Gigabit Ethernet |
汎用 PS コネクティビティ (MIO) | 2xUSB 2.0、2x SD/SDIO、2x UART、 2x CAN 2.0B、2x I2C、2x SPI、4x 32b GPIO |
|
トランシーバー | GTH 12.5Gb/s トランシーバー | 4 (PCIe Gen3 x4、SLVS-EC、HDMI 2.0、 DisplayPort 1.4) |
GTR 6Gb/s トランシーバー | 4 台 | |
I/O 数 | PS MIO (1.8V) | 49 |
PL 高性能 (HP) I/O (3.3V) | 69 | |
PL 高性能 (HP) I/O (1.8V) | 116 | |
プログラマブル ロジック | システム ロジック セル (K) | 256 |
DSP スライス | 1,248 | |
消費電力と熱 | 標準電力 | 7.5W |
最大電力 | 15W | |
熱伝導材 | パッシブ (ヒート スプレッダー) | |
スピードおよび 温度グレード |
コマーシャル | -2 スピード グレード 低電圧、0 ~ 85℃ の温度範囲 |
インダストリアル | -2 スピード グレード 低電圧、-40 ~ 100℃ の温度範囲 |