IPFC (Image Processing FPGA Computer)
超高精細画像処理のリアルタイム化を低コストで実現

遅延なき社会インフラ
「遅延ゼロの実現」を目指す
「低遅延」は未来技術へのブレイクスルー課題
遅延がもたらす課題
- 遅延が社会全体の成長促進の妨げになる
- クラウド処理の進化に遅延が課題になりつつある
- 通信網の低遅延化は限界に近づきつつある
- 遠隔制御・遠隔医療には高い信頼性が求められる
なにが遅延をしているのか?

超低遅延化を実現するベクトロジーのソリューション
高密度・高集積化した
FPGAを用いたハード処理
ハードウェア・パイプライニング
技術の確立進化
低遅延のみならず
多数同時接続も可能
OSに左右されない
ネットワーク処理のハードウェア化
既存のハード処理に
対して圧倒的な優位性
CPU・GPUに対して特化された
ハードウェアは10〜100倍差の優位性
超低遅延化により叶う未来の技術
遠隔操縦
遠隔手術
メタバースの実現
低遅延化技術に関するご相談は下記よりお問合せください
活用されている分野
放送局の映像編集装置
リアルタイム
レンズ歪み補正システム食品検査装置
AI向け学習・推論演算機
IPFCの概要
IPFCは既に4K/8K映像配信、スマートファクトリーをはじめとする様々な分野で高く評価されている多機能向け高性能機器開発用「HPFC (High Performance FPGA Computer)」を画像処理に特化させることで、低コストを実現した製品です。また、FPGAの特長である柔軟性とベクトロジーの長年にわたって蓄積した技術ポートフォリオを生かし、コネクター配置はもちろん、各種フォーマット変換やストレージ対応等、ユーザーの使用用途に応じてカスタマイズに対応し、従来のハイエンドPCを用いたソフトウェア処理では困難であった超高精細画像処理のリアルタイム化を低コストで実現することができます。またFPGAを採用した利点として購入後も機能の変更や追加なども対応いたします。

【Left】
パネルを取り外すとQSFP28が接続できます。
2022年以降のプロジェクトで10GbE~100GbEへ接続が可能になります。

【Front】
12G-SDI入力 4port 出力 4portが可能です。
右側に電源スイッチとリセットスイッチを配置しています。

【Rear】
左から、空冷ファン、ACインレット、デバッグ用途のUSBポート、放熱孔の順番に並んでいます。
基本スペック
電源 | AC100V 最大80W 定常30W程度と推定 |
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外形 | 横 300[mm] 縦 88[mm] 奥行 350[mm] |
質量 | 4kg以下(予定) |
搭載FPGA | Virtex UltraScale+ LUT 874K FF 1,743K DSP 5,952 HBM2 8GByte 総帯域 200Gbyte/sec以上 |
インターフェイス | 12G-SDI x8 (Input x 4 output x 4) 12G/6G/3Gに対応可能、QSFP28ポートx1(筐体内) HDMI2.0/2.1/10GbE/100GbE対応可能 ※他に、Genlock機能と同期抽出機能などを計画中 デバッグ用 USBポート(オプション) |
IPFCは「令和3年度 横浜市中小企業新技術・新製品開発促進助成金」の交付を受けて開発しました。